Concept

こだわり

一つひとつへの細部へのこだわり

料理の魂ともいえる理念をお届けします。地元岡山の生産者との深い絆から生まれる鮮度抜群の食材選び、伝統を守りつつも革新を恐れない調理法、細部まで気を配った空間づくりなど一つひとつのこだわりが、お客様に感動していただける料理へと繋がるよう、尽力しています。四季折々の素材を活かす技術と感性を磨き続け、日本料理の真髄をお伝えする姿勢をご紹介します。

  • 温かな木の引き戸でお客様をお迎え

    おもてなしの第一歩となる空間設計にこだわり、店の顔となる入り口には温かみのある引き戸を採用し、無垢材がもつ自然の質感と香りでお客様をお迎えしています。シンプルながらも丁寧な仕上げの看板は、年月と共に味わいを増す風合いが特徴です。日本の伝統的な意匠と現代的なデザインが調和した入り口は日常と非日常の境界線として、これから始まる時間への期待を静かに高めていきます。

  • 知恵と感性が響き合う
    内装にもこだわり

    知恵と感性が響き合う内装にも深い想いを込めています。職人の技を間近で感じられるカウンター席や、接待や記念日、家族の集いなどに適したプライバシーを大切にした個室をご用意しています。店内全体に流れる和の趣、落ち着いた照明と心地よい音響設計が、料理を引き立てるとともに、くつろぎの時間を演出します。どのお席からも料理を主役に感じていただける設計を大切にしています。

  • 五感で味わう瀬戸内の豊かな味わい

    瀬戸内海の豊かな海の幸、岡山の肥沃な大地が育む農産物など、地元の旬の食材を中心に献立を組み立てています。一品一品、お客様のために調理するできたての美味しさを大切にしています。特に炭焼きには備長炭を使用し、香ばしい炭の薫りと極上の火入れで素材の旨味を引き出します。目で見て、香りを感じ、音を聞き、触れて、そして味わう、五感で楽しむ料理の真髄をお伝えしています。
  • 料理を引き立てる器にもこだわり

    料理を引き立てる舞台として、器選びにも情熱を注いでいます。時には料理の閃きの源として器が先にあり、器に合わせた料理をお作りすることもあります。春の若葉のような淡い緑の器、夏の涼やかなガラス器、秋の実りを感じる土味の強い焼き物、冬の厳しさを表現した重厚な器など、季節感も大切にしています。お酒を楽しむ方には、好みや飲む酒に合わせたお猪口をお選びいただいています。
  • おもてなしにおける3つのこだわり

    おもてなしでは、3つの配慮を大切にしています。お客様の細かな仕草から次に必要なものを察する気配り、店内全体を見渡して適切なタイミングでおもてなしをする目配り、お客様一人ひとりの気持ちに寄り添う心配りを常に意識しながら、適度な距離感を保っています。お客様がゆっくりと料理と向き合えるように、時に存在を感じさせず、必要な時にはすぐそばにいることを大切にしています。